対象疾患と診療
当科では、『股関節と膝関節の疾患』を中心に一般の整形外科疾患である『四肢の疾患』『脊椎疾患』『外傷(骨折、脱臼など)』に対する診察と治療を行っています。
専門的で有効な治療をより安全に行うため、基本的に予約制となっています。
当科を受診希望される場合、他の病院・診療所などに受診されている患者様につきましては、診療所の先生の紹介状とX線検査などの資料を当院の地域医療連携室にお送りいただき、診察の予約を御取りしております。
特徴と方針
外来診療では、一般的な整形外科疾患について、診察、各種の検査(単純X線、CT、MRI,血液検査など)を行い、診断の後に投薬・注射(関節内注射、神経ブロックなど)・装具の処方などの保存的治療を主に行っています。
診療所で可能な治療については、お近くの診療所での治療をお勧めする場合もあります。
手術については、股関節・膝関節の予定手術を中心に、外傷などの一般整形外科手術を行っています。
特に、股関節と膝関節の人工関節置換術については、現在の新しい手技、インプラントなどを適宜導入し、より質の高い手術を行っています。
股関節疾患については、変形性股関節症や大腿骨頭壊死症に対する骨切り術などの関節温存手術も行っております。
手術後などの入院中のリハビリテーションについては、リハビリテーション部門と密に連絡を取りつつ、個々の患者様にとって安全で効果的なリハビリテーションを行うことを心がけています。
医療関係者の皆様へ
当科の診療を希望される患者様については、地域医療連携室を経て可能な限り迅速に対応しております。
お送りいただきました紹介状・資料を基に、患者様の病状などを考慮し診察・手術の優先度を判断しております。
ご希望に沿うことが困難な場合もありますのでご承知の程お願い申し上げます。