対象疾患と診療
脳卒中(くも膜下出血、脳梗塞、脳出血)、頭部外傷、脳腫瘍、正常圧水頭症、頭痛、症候性てんかん、顔面けいれん
特徴と方針
【科の特徴】
脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)は、癌、心臓病、脳卒中という3大死亡原因の一つに挙げられ、当科の扱う主な病気の一つです。
症状は前ぶれ無く起こり、通常はひどい後遺症に悩んだりします。脳卒中は、再発することもあります。
予防方法は、脳卒中の危険性をはらんでいる基礎疾患(不整脈、心筋梗塞、動脈硬化)や生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症)の治療、食生活の改善、適度な運動、規則正しい生活が挙げられます。
もし脳卒中になったなら、速やかに医療機関に連絡をとり受診するのが肝要です。早期の治療によって完治することがあります。もし仮に障害が残ったとしても、四肢の機能訓練にて社会復帰・家庭復帰が期待されます。当科に於は、包括的・総合的に患者様をみていくことにより地域社会に貢献していく所存です。
家庭復帰・在宅介護・転院・施設入所に関しては、支援相談するケースワーカーと退院後の生活について検討していきます。家庭復帰するときには、介護保険を利用して在宅支援サービス(訪問看護・訪問リハビリなど)が受けられます。