急性期では、医師の指示、リスク管理のもと早期からのリハビリテーションを提供しています。
整形外科では骨折や人工関節の手術前後の理学療法、内科では呼吸器疾患の呼吸理学療法、廃用症候群など、外科では人工呼吸器装着期や癌のリハビリテーションなど多種多様な疾患に対応しています。回復期では、病院と在宅の架け橋となるリハビリテーションを行っています。
患者様の障害や病状に合わせて、1日2〜3時間の理学療法、作業療法、言語聴覚療法を提供しています。また、在宅復帰をイメージして退院前家屋評価を積極的に行っています。さらに社会復帰を目標に、屋外歩行練習やバスの乗車練習等も行っています。
地域包括ケアでは、急性期の状況が落ち着いたものの在宅に戻るには、まだリハビリが必要な人や在宅や施設で生活している中で体調が崩れ一時的に身体機能の低下が認められリハビリが必要な人に対して1日1時間程度の療法士による個別リハビリを行っています。他にも看護師による病棟リハビリや複数の患者同士で貼り絵等の作業や集団体操を行う院内デイも取り入れ身体面以外に認知面に対してアプローチを行っています。
■上記スタッフの内、
・3学会合同呼吸療法認定士 2名 ※3学会:日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会
・がんのリハビリテーション研修会修了 18名(PT:10人、OT:5人、ST:3人)※一般財団法人ライフ・プランニング・センター主催
<リハビリテーション科の努力目標>
・私たちは、患者様に最良のリハビリテーション医療を提供し、生活の質の向上に努めます。
・私たちは、院内各部署との連携を図り、よりよいチーム医療を実践できるように努めます。
・私たちは、保健・医療・福祉の各活動を通じ、地域の人々に貢献するよう努めます。
・私たちは、常に知識・技術・資質の向上に努め、専門職として後進の育成に励みます。
以上、4つの目標を掲げ、最良のリハビリテーション医療を提供します。
また、研修・研究にも力を入れ、上記目標を達成すべくリハビリ技術向上を目指しています。