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病院長のご挨拶

 静岡厚生病院のホームページにご訪問いただき、誠にありがとうございます。
平成29年4月より静岡厚生病院の病院長に就任いたしました、水野伸一と申します。

 当院は昭和8年に医療利用組合“更生病院”として静岡市鷹匠で開設され、昭和18年に「静岡厚生病院」と改称されました。昭和21年に現在地(静岡市北番町)に移転して以来、この地にて地域医療の一翼を担ってまいりました。現在の病院は平成10年の起工から5年の歳月をかけて、3期にわたるスクラップ・ビルドを繰り返して、平成15年に竣工されました。その後、平成19年に回復期リハビリテーション病棟を立ち上げ、静岡市中心部では唯一の急性期病棟と回復期病棟を併せ持つ、ケアミックス病院となりました。平成28年8月には回復期病床を95床まで増床し、回復期リハビリテーション部門の強化を図っております。また、当院は訪問看護ステーションと居宅介護支援事業所を併設しており、急性期から回復期、慢性期、在宅療養まで一貫した医療を提供できる環境を整えてまいりました。さらに、健康管理センターにおいて健診、ドック、健診後のサポートを通じて、地域の皆様の健康管理、疾患予防のお手伝いをさせていただいております。

 当院は病床数265床(急性期170床、回復期95床)と静岡市の公的病院にあって最も規模の小さい病院でありますが、職員一人一人が病院の隅々にまで目が届き、小回りの効くフットワークの軽い対応が出来るという利点がございます。この利点を生かして、「患者様の健康を第一に考える」という、医療の原点に立って全ての職員が「地域の皆様の健康を守る」ため励んでいく所存です。
私自身、平成7年に外科医として当院に赴任して以来、20年余にわたり静岡厚生病院とともに地域医療に貢献すべく、歩んで参りました。これからも、「愛される病院を目指します」という当院の理念を実践するべく、職員一丸となって、努力してまいりますので、皆様の温かいご支援のほどよろしくお願い申し上げます。