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臨床検査科

業務内容

 臨床検査科は患者様が安心して診断・治療などの診療を受けることが出来るよう、必要な情報(検査データ)を正確かつ迅速に、診療を行なう医師に提供する部門です。
 実施している検査は大きく2つに分かれており、患者様から採取した検体(血液・尿・細胞など)を検査する検体検査・細菌検査・病理検査と、直接身体から検査する生理機能検査(心電図・肺機能検査・エコーなど)があり、その他にも外来採血業務等を行っております。
 また、緊急時に備え365日24時間体制で検査に対応しています。

組織案内

 臨床検査科のスタッフは技師長:鈴木 篤 を含めた男性4名、女性10名の臨床検査技師の資格を有した14名で各部門を担当しています。
 私たちスタッフは臨床検査科の理念である
『常に検査の質の向上を目指し、且つ安心・信頼される診療支援体制を確立します』
のもと、積極的に学会や研修会に参加して最新の知識・技術を習得し、また各学会主催の精度管理調査を実施して、安心できる正確で迅速な検査データを提供することを心がけています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査

*当院でも睡眠時無呼吸の精密検査ができるようになりました!

睡眠時無呼吸症候群(SAS:サス)は眠っている間に短い無呼吸状態(呼吸が止まっている状態)が繰り返し起こる病気です。
SASの患者さんはいびきのほかに頻回の覚醒、不眠、起床時の頭痛、日中の眠気や倦怠感、集中力・注意力の低下などの症状をしばしば訴えます。また、無呼吸に続いて起こる呼吸再開のときに交感神経が活性化するため、血圧が上昇し不整脈が発生することがあります。また、交通事故など重大な事故を起こしやすいことも知られています。

検査方法
自宅で簡単に行う簡易検査と、確定診断や重症度の診断に必要な精密検査とがあります。

簡易検査
ご自身で指先と鼻にセンサーをつけていただき、就寝中の低酸素状態やいびき、無呼吸の回数を調べます。ご自宅で検査ができるため普段の生活を崩さずに受けていただける検査です。

精密検査
簡易検査の結果、詳しい確定診断が必要な際に一泊入院して検査します。
睡眠の状態をより詳しく調べるために、脳波などのセンサーを装着して検査を行います。調べる項目は簡易検査より増えますが、痛みを伴う検査ではありませんのでご安心ください。

当院では内科外来・耳鼻科外来でご相談できます。直接受診いただくか、お電話でお問い合わせ下さい。 (電話相談受付時間:午後2時~4時30分)

検査結果の見方